14階建てのマンションの8階までエレベーターで上がり、約10メートル程歩いた所でドアに向かい合い、インターホンを押すと叔母さんの声がするので瀬織ですと答える。 愛想のいい返事が返ってきて直ぐにドアは開かれた。 おかえりなさいと叔母さんが笑顔で瀬織を迎え入れた。