しばし見つめ合う二人。 しかし瀬織は疲れた様な溜め息を吐いて残念そうに笑う。 「……無駄よ」 占い師は訝しげな表情を浮かべ、瀬織は自嘲の笑みを浮かべる。 「私、カミサマに嫌われているんだから」 占い師は瀬織の放った言葉が理解できず、その言葉が頭の中で何度もぐるぐる回る。 その困惑している表情を見て、結局誰も自分を助ける事は出来ないのだという現実を思い知らされた瀬織は再び前方に視線を移して歩き始める。 占い師は目の前を過ぎ去っていく少女の後姿を、ただじっと見送っていた。