――――――――――――――――― 「あ〜…、何なのよ、もう。」 あたしは矢吹へのイライラを抑えられず 休み時間もボヤいていた。 『真凛、凄くご機嫌ななめだね。どうしたの?』 あたしの席に来ていた萌香が聞いて来た。 「ねぇ萌香!!聞いてよ!!」 あたしは今朝から今まであった事を全て話した。 『うそ〜…、そりゃ酷いね。』 萌香はあたしの話しを聞いて顔を歪めた。 「でしょ!!しかもあいつ…何か怖い…。」 あたしは顔を曇らせた。