「陸ちゃん……。






ありがとう。






嬉しいけど、私しゅうが好きだから。







ずっとずーとしゅうが好きなの。」










美咲……。







「うるせぇよっ!こんな弱くて性格悪い奴の何処がいいんだよっ!




しかも他の女とキスしやがったんだぞ!?




お前わかってんのかよっ!」







「うん。



でも、しゅうはね



私のこと好きってはっきり言ってくれた。



私が居るの知らなかったのに



ちゃんと花巻さんのこと断ってくれた。」








「うるせぇっ……!!!」








「陸ちゃん…。」










ガッ





「……今度美咲泣かしたら俺が奪いに行くからな!秀平!」









胸ぐら掴んで泣きそうんなってんじゃねぇよバカやろー。笑









「死んでもやんねぇよ。笑」











陸も、美咲が好きかもしんねぇけど








俺だって大切なんだよ。





絶対もう離さない。








「ってか陸!俺のがケンカ強ぇえんだよ!かかってこいやチビ!」








「昔弱虫だった癖に調子乗んなよ秀平?」







「うるせぇ!チビの癖にちゃかちゃかしやがって!!!!」










そういや昔っから陸とケンカばっかしてたっけ……。








俺が殴られると、いっつも美咲が止めるんだよな。笑