「なん…で……?」
さっき花巻に
次に美咲に会ったら言うって約束した言葉がある……。
「美咲、俺…花巻と付き合うからお前と別れたい。ごめん」
俺の隣はいつも美咲の場所なのに
なんで花巻がくっついてんだよ…。
バタンッ
追いかけたいのに。
「ねー、汗かいちゃった。お風呂入ろう?」
……っ!
「お前さ……。バカだろ?」
「はぁ!?何言ってんの!?自分の立場わかっ……!!!」
床に花巻を叩きつける。
「痛っ……。」
コイツ、許さねぇ……。
「何も考えてねぇだろ?俺が今お前の写真撮れば美咲とお前同じ条件だってこととかさぁ。」
「私にそんなことしても無駄だよ?」
「はぁ?やってみないとわかんなくね?」
「だってパソコン私のじゃなくて陸君のだから…。」
「はぁっ!?なんでだよっ!!」
「私は陸君の作戦に乗って秀平君と付き合いたかっただけなの!だから、止めて?」
