「はぁ?そんなに陸がいいなら陸についてりゃいいだろ。つーか誕生日の事忘れられたらこうなって当然じゃん?」





血がボタボタ垂れた手でエレベーターのボタンをぶん殴る。






「3人で祝った方がたの…





「俺は誰にも祝って欲しくもねぇよ。陸でも看病してやれば?」






泣き声を後ろで聞きながらエレベーターに乗り込む。