「心配して来たの……。」








美咲かと思って嬉しかった。






けど、俺の勘違いか……。







「ありがと。」






自分の部屋のベッドにドカっと座る。






「いまお茶入れるねっ」








「待って、いらない」








「え、遠慮しなくていいの!大変だったんでしょ??」







「……あのさ、真菜。俺のせいで美咲が傷ついた。」







「そんなの、しゅうくんのせいじゃない!」





「……ありがと。けど、俺間違ってた。」









「……。」









「俺が好きな人はずっと前から








「やめて!それはしゅうくんが責任感じて言ってるだけじゃん!」