私に笑顔を見せて

「彼氏のお見舞いですか?」

「あ、いえ。彼氏なんていないですよ。
あ、私は羅紀(ラキ)って言います♪」

「私は礼羽です♪」

「ねぇ...2人共格好も声もよく似てますね...
あ、私は...「しーちゃんです!そういえば私達似てますね」

「ほんと...この格好結構褒められたんですよ。
だけど好きな人には褒められず、その友達から褒められてたんです。
好きな人にほめてもらいたかったんだけどな~
なんて暗い話をしてしまいすいません。
きっと礼羽さんは私より100億倍素敵ですから褒められると思いますよ」

「ほんとですか?やったぁ~!私も好きな人に見せたくてこの格好だったんです。」

「そうなんですか?なんか礼羽さんとは話が進みそう。
よかったらアドレス交換しましょ?」

「あ!よろこんで♪」

こうして羅紀さんと交換した。

「な~んか2人で話されててわたしつまんなかったんですけど...」

「ごめんね~。帰りパフェ奢るから!(きっと太るからって断るだろうシッシッシッ)」

「絶対だよ?」

「えぇ~!!!!」

断ってよ~。マジ金欠なんですよ~

ガラガラ...

「鎌!!!!会いにきたよ~!!嬉しいでしょ??」

「礼羽ちゃん今鎌寝てるんだ。
ほんのさっき寝たばっかり。
それより..礼羽ちゃんその格好...」

「え?あ...どうですか?」

「え?あ...似合ってるよ!」

「青~私は?」

しーちゃん...ヤキモチなんて...

鎌寝ちゃったんだ~...
きっと私と羅紀さんが話してるときだろうな~。
ショック...

この格好見せたかったのに...

「しかし礼羽ちゃん...その格好でこれから来るのよした方がいいよ?」

「え?何でですか?」

「え?あ...鎌そういう格好好きじゃないからさ。」

「そうだったんだ...でも雑誌には...」

「それは編集が勝手にやったんだと思う...とにかくやめたほうがいい!」

・・わかりました。