二次元ガールとモテモテボーイ



がちゃ。


久々の屋上。


広い屋上は結構賑やかだった。


あ、ベンチ空いてる。


あたしは空いてる
ベンチに腰掛けた。


横になんかいるけど…無視無視。


風が吹いて気持ちがいい。


心地よい風を感じながら
お弁当を広げる。


毎日自分で作る弁当。


「いただきます。」


お箸を手に取った。


相変わらず横に
なんかいるけど…無視だ、うん。


卵焼きをぱくっ。


我ながら中々の美味しさ…
なんだけど全然落ち着かない。


だって…だって…、