「レスター、凄いよく似合ってるよ」


パチパチと拍手をし、僕はレスターに笑顔を向けた。

照れくさそうな顔をし、レスターは頭をかく。


「別に、今までの服でいいんだけどなぁ」


ここはレスターに用意された部屋。レスターはクルッと一回転し、僕に新しい服を見せてくれた。

前と同じローブだけど、色は青く爽やかなデザイン。真っ黒なローブより、ずっといい。