僕の仕事は女王様!



「やあ、マルティーナ!遙々君に逢いにきたよ!!」


吹っ飛ばされたロルフを気にもせず、颯爽と登場する。



もしかしてこの人が……



「カルハインツ!何で部屋まで来るんだよ!!」


ヨロヨロと立ち上がり、ロルフはカルハインツさんに向けて指さす。


「おや、相変わらず失礼だなロルフ君」


くるくるとした長めのくせっ毛を、片手でかき上げる。薄紫色をした綺麗な髪だ。