「約束だよ、その時に絶対話してくれるって」 「わかりました、必ずお話いたします」 僕の小指にクラウスがそっと、自分の小指を絡ませ指切りをした。 「それでは、お休みなさい、アルベルト様」 クラウスの指が僕から離れて、軽く頭を下げ僕の部屋を去っていく。 「明後日か」 カツラを取りドレスを脱ぎ捨てた、そして僕はアルベルトになる。 明後日で終わるんだ、マルティーナ女王は。 「姉様……」 ようやく元気な姉様に会えるんだ。パジャマに着替えて僕は眠りについた。