僕の仕事は女王様!



「アルベルト!」


僕の名を呼び、ロルフは咄嗟に僕の腰に手をあて、倒れそうな体を支えてくれた。


「ロルフ……あっ、ゴメン」


名前を呼ぶなって言われてたっけ……

あの時の事を思い出し、僕はロルフから目を逸らした。


「……オレは」

「戻ったようだな、アルベルト」


ロルフが何かを言いかけたけど、それを遮りグスタフが僕に話しかけた。