七色の絵


その表情は
とても悲しげで
寂しそうだった。


だから
俺(榊原愛斗)は
話しかけることにしたんだ、

シーンとしている
教室に
俺と君

二人だけだった

いざ話すとなると
緊張して
言葉がでなかったが

振り絞って言った


「なんで
何時も独り…?」