「…ん」

とりあえず優愛をソファに座らせ、飲み物を渡した。



「あ、ありがとう」


俺はさっそく本題を切り出す。

「んで、何があった?」


「えと…、お願い!」

は?何を…?


「好き」


え?好き…?

急にどうしたんだよ。


優愛、ついに壊れたのか?



「お願い、教えて!」


はあ?

全く意味わかんねー。



何なんだよ、さっきから意味不明な単語ばっかり。



「優愛、ちょっと意味わかんねー」


優愛は目を見開いて、オロオロしている。

「あ…あああ、え…と…えと…ごめんね、滝城くん!」



ぷっ…焦りすぎだろ。

つーか、答えになってねぇし。



「優愛、ちゃんと説明して?」