「葵〜!聞いてよ」
昼休みになり、あたしは葵を屋上へ連れ出した。
「はいはい。わかったから、うるさい。静かにして」
「はい…」
もう!うるさいはないでしょ。
葵って、ホントに17?
それにしては、落ち着きすぎてる。
実は中身おばさんで、偽物ーっ!?
あたしは衝撃の事実に、顔を上げて葵を睨む。
「何、じっと見てんの?言っとくけどあたしは、偽物じゃないからね?」
ぇえー!?!?
まさか葵も…エ、エスパー?
「エスパーでもないから」
「なんで?どうして?あたし、何も言ってないのに…」
すごい、スゴすぎる。
滝城くんも葵もエスパーだったなんて…。
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