「も、もう…何なのよ」 時間もないから仕方なく、あたしは顔を洗って制服に着替えた。 そしてエプロンをして、キッチンに立ったはいいものの…… 「ど、どうしよう…」 滝城くんのも作らなきゃ、いけないのかな…。 う〜ん…やっぱり、作ったほうがいいよね。 あたしは1人で納得し、朝ごはんとお弁当の準備をする。 滝城くんって、嫌いなものあったりするのかな…。 あとで言われても困るし、聞きに行こう。