ご飯を食べ終えて、テレビを見てくつろいでいた。


「…ツンツン」

「うおっ…!な、んだよ。てか指でつつきながら、声に出すのやめろ」



こいつ…、まるで小動物だな。

フフっ…可愛すぎ。


「はふ…はふ…」

「は?」


壊れた…いや、寝ぼけてる?

眠そうな顔してるし…。


「寝る?」

俺がそう聞くと、優愛はコクンと頷いた。

「じゃあ、寝室いくよ」

「………」

「優愛?」



スー…スー…


え…もう寝てるし。


俺は仕方なく、優愛を持ち上げてベッドまで運んだ。


「軽すぎ…」

ちゃんとメシ食ってんのかよ…。

って…なんか俺、親父みたいだな。



ま、今日は疲れたし…寝るか。


優愛を少し奥に寄せて、俺もベッドに入った。



つーか、優愛…ベッドも一緒に使うって、わかってたのか?


それにしては、あっさりし過ぎてた気が…。


ってことは、やっぱわかってないか。


ま、それもそれで面白いから良いよな。



「おやすみ…優愛」


ちゅっ

優愛の頬にキスをして、眠りについた。