──カランコロン 「いらっしゃいませ」 古びた鈴の音と、響くマスターの低い声と... ドラマの様にとてもマッチしていた。 中はやはり薄暗く、 客も数人しかいなかった。 俺は迷わずカウンターに座った。 「何にしますか?」 「あぁ、えーと...」 店内にある瓶を見渡すと とても小柄な女性が目に入った。 よく見ると…、 大人にはない幼さがある。 てか、 けっこーかわいーなぁ。 でもどっかで見た事あるよーな気が… 「っ!」