カラフルな点灯が少しずつ暗くなっていく先に バーは存在していた。 少しずつあの日の記憶をよみがえらせながら 道を丁寧にたどっていく。 …どうやら俺の脳みそは、まだ世の中に通用するようだ。 ある一軒の コーヒーの香りが漂うバーについた。 やはりこの店は繁華街に似合わず、他店と比べて浮いているな。 そんな事を考えながら、 裏では少し余裕を作り、手にドアノブをかけてゆっくりとドアを開けた。