「…丸山先生」 「いつもお疲れさまで♪ せっかくですしぃ、今夜お食事でもどぉですか?」 猫なで声で、体をくねくねするたび 栗色の巻いた髪が揺れている同期の丸山くるみ先生。 クォーターだかなんだか知らないが、 蒼がかった目が俺をなめている。 …女になってるみたいだ。 ここは学校。職員室前。 生徒の目もある。 常識知らずなお嬢ちゃんの誘い、 って言っても俺と歳変わらぬが。 丁寧にお断りしてやろーじゃねぇかぁ...