まぁ、そんなこんなでカラオケもお開き。 柏木は女の子達からアドレス聞かれまくってたけど、携帯持ってないとか言ってたな…。 まじなら今時珍しい。 とりあえずカラオケから出て、外で皆で少し駄弁る。 「…帰る」 つまんなそうな柏木は、俺の腕を引っ張って急に歩き出した。 「え、おわっ、ちょ!」 急に引っ張られてこけそうになる俺。 残りの皆はこっちを見てビックリしながらも手を振ったり、女の子達は残念そうな顔をしたり。 いや、てか、助けてくれよ…! _