待ってるあいだ彼女の事を考える

いつも花の話題しかしてないから少しプライベートな話をしてみよーかな

そういえば名前もしらないなぁ

いつも園内ばかりだからここ以外でデートみたいな事してみたいなぁ

あ〜好きな人や彼氏がいたらどうしよう
それを聞くのは怖いなぁ

実際彼女にとって僕の存在ってどうなんだろう

?・・・・・???
えっ?こんなに彼女の事を気になってる僕は彼女を好きなのかなぁ?!

今まで考えもしなかった疑問

『こんにちわ』
頭の中から出てきたかのように目の前に彼女がいた

『っ!あ・こんにちわ』
驚きどもりながらの挨拶

時計をみると1時間と20分ほど待っていたかたちになる

彼女はラベンダーの品種で香りの違いがある事を話しているが今は彼女の話より彼女自身が気になって仕方がない

会ってみて確信した

僕は彼女が大好きだ

今日は勇気をふりしぼってまずは話題を変えてみよう
それからここ以外で会えるか聞いてみよう
もし断られたら今の関係も維持できなくなりそうで怖いなぁ
でもここは男らし

『・・・ますか?』
『聞いてますか?』

と彼女が下から僕を覗きこんでいる


『好きです!僕とお付き合いしてください』