『じゃ神子になる活動は今はしてないの?』
叔父に聞きたい事が山ほどでてきた

『していない!』

『えっ!??』

『正確にゆーと神子になる為とか使命の為とかでは人助けはもうしてない』

康一は叔父の言いたい事がなんとなくわかってきた

『人の為じゃなく自分の為の人助けをしているよーじゃ神子になんかなれるわけないって言う事?』

叔父と女の人が目を合わせてクスッと笑った

『俺も偉そうには言えないがそうゆう事だ!本当に助けたいと思う気持ちが相手に伝わり本当の感謝の気持ちとして自分に返ってくる』

今までの僕は使命の為感謝される様な出来事を待っていた逆にいえば何かトラブルやアクシデントを望んでいた
そんな災いを望む奴に神子になる資格はない

『叔父さんありがとう本当に会えてよかった』

叔父と互いにがんばろうと握手をし家を後にした

『康一君ここへ来た時と今とじゃ輝きが違うね』

『俺もうかうかしてたら先を越されるなぁハハハー!』