『ハハハー!そーかお前も守川家の与人だもんな俺が何を考えてるのか知りたいんだな』

何か妙に嬉しそうだ

『俺は今まで1度も諦めた事はないよ』

『じゃ今まで神子になる為に何かしてきたの?』

絶対何もしてないはずだと思い聞く

『やった事は若い頃に落とし物探しから人命救助まで100ほどの感謝の気持ちはもらったよ』

康一は目が点になった
僕のやった事なんてとてもいえない・・・

『でもどれも神子になるには至らないものばかりだった』

『でもまだ諦めてないんだよね』

『あたり前だ!使命とかじゃなく誰かに感謝してもらい死んでいける事はとても幸せな事じゃないか』

横にいる女の人はとても嬉しそうに話を聞いている