叔父の家に行く前に電話をいれ会う約束をとる

隣りの市の南の方になるので電車とバスを使い1時間と数分かかった場所に叔父のマンションがある

家の前につくとインターホンを押す

すると中から
『康一か!開いてるから入ってこい!』と大きな声がきこえた

叔父の声に負けないほどの声で
『おじゃまします!』
と康一

部屋に入るとテーブルで食事をとっている叔父と台所に立つ女の人がいた
『久々だなぁー元気にしてたか!さぁお前も食え』

叔父は父親より三つ上の兄だが父親より十は若く見える
台所に立つ女の人は綺麗な方で叔父より僕の方が歳は近いんじゃないかと思うほど若い人だった

世間話をしながら食事を食べ終えると康一は今思う自分の気持ちをはなした

『叔父さんは神子になる事を諦めたの?』
この質問をするだけで全てが聞けると思いここに来る道中で考えてきた質問