「えっと……。り、陸斗…?」


「何で最後疑問系??もっかい言って?」


もうヤダよ…(T-T)


……しょうがない、何度もやり直しするのは嫌だから、今度ははっきりと言った

「陸斗。」


すると…その瞬間!!


陸斗に腕を引っ張られ、陸斗の胸に飛び込む形となってしまった!!


「わぁっ!!」


陸斗は何も言わず、そのまま私をギュッって抱きしめた


「り、りく……と…??」


こんな時ってどうすればいいの??


やばい…私のドキドキ聞こえちゃうよ


「よくできました…!!」


そう言った陸斗の顔を見ると、今まで見たことのないようなとても優しい笑顔で私を見ていた…


やばい……カッコイイ!!


って言うかこんな顔するんだぁ−!!


「愛姫。」


しかも甘い声で私の名前を呼ぶ


私…名前ごときでドキドキしっぱなしでした…(´Д`)