「ひゃっ!………きゃっ!………あぁぁん!……」

恵は、断続的に訪れる、苦痛にも似た快感に襲われる。

「恵さんってやっぱり意地悪だね。いいトコがあったら教えてって言ってるのに…。」

実琴は、恵の敏感な一点を捉らえ、執拗にそこを擦る。

擦られた恵は、全身がビクビクと痙攣させる。

「はっ!あぁぁぁっ…!」

飛び出した悲鳴に、媚(コ)びたような響きがあることに、恵自身が驚く。

「ほら。気持ちいいでしょ?擦るたびに、締め付けてくるじゃん。」

「はぁ…っく…ん…!も…や…だぁぁ!」

奥へ奥へと侵入する指と舌粘着質な音を立て、室内に響く。

恵の唇から漏れる声も喘ぎ声と変わる。

「あっ…んっ…!あぁぁ…!」

更なる悦楽を求め、恵、自らゆっくりと尻を揺らす。

「恵さんだって欲しいんじゃん?」

指を押し込んでは引き抜き…と、激しい律動を繰り返し、放出を促す。

「やぁぁぁ…!だっ…め…!イ…クぅッ!イッ…ちゃ…うぅぅ。」

右手で律動を繰り返しながら、左手で堅く反り勃った肉塊を掴み、口に含む。

実琴は、頭を上下させ、はち切れそうな熱い塊を、更なる快感の高みへと煽る。

しかし、絶頂に達する寸前に根本を締め上げ…と、簡単にはイカせない。

「あっ…!やぁぁ…んっ!も…だ…めぇ!」

「駄目って言われてもなぁ…どうして欲しいか言ってくれなきゃ解らないよ?」

実琴は、愉しそうに微笑む。

「…イ、イカ…せてぇぇ!お、願っ…いぃぃ…!」

恵は、目に涙を浮かべながら懇願する。

実琴は、右手の律動を速め、喉元、奥まで押し込んだソレを一気に吸い込む。

「くっ…口ぃ!離…してぇぇっ…!っ出…る。…出っ…ちゃうぅぅぅ…。……っあぁぁぁ………っ!」

恵は、下半身をビクンビクンと震わせながら、実琴の口へ白濁の精を解き放った。