その光景を見ていた私に涼が声をかけてくれる。 「琴羽のは俺がおごる。」 「申し訳ないからいいよ!それに大和が私の分もついでにいつも買ってくれるから…」 「そっか。」 「うん。ありがと!」 会話をしている間に大和はわたがしを買ってきたみたいで 「お前ら俺に感謝しろよ?」 と言ってわたがしを手渡す。 去年と同じ光景。 でも、今年は少し違う。私は夕美のついでということに気づいてしまっている。