でも
好きだと気づいてからは
距離を置くようにした
それはあたしの
くっだらない
プライドがあったから
あいつはいつも
あたしが落ち込んだりすると
必ずといっていいほど
気づいてくれて
いつも
そばにいてくれた。
いつだって
歩みよってくれるのは
あいつからで
もちろん
あたしだって
たまに声かけたり
喋るけど
秋ほどではなくて…
だからね、
好きだと気づいてからは
なおさら自分から歩みよれなくて
秋があたしに話かけて
くれるのを待つことが多くなった。
そんなことしてたら
3年で受験生。
もう忙しいことを
自分の中で言い訳にして
喋ることも
ほんとに減った。
志望校が一緒だと知ったのは
あたしの誕生日の12月だったかな
あたしは一期で受けるため
その日も色々忙しくて
そんな中あいつは
わざわざ会いに来てくれた。
「希久乃!誕生日おめでとう」
そういってケーキと
かわいいネックレスをくれたんだ。
小さいキューブ型のラインストーンが入ったもの。
シンプルであたしの好みで
何より秋がくれたその事が
凄く嬉しかった
「ありがとう!あきっ」
そう笑うと
秋は
「これは希久乃が受かるように
おまじないがかかってるんだ。
だから緊張したらこれを触って。
大丈夫だから。
希久乃を守ってくれるから」
そんなことを言う彼に
あたしはすごく救われた。
不安をみせたくなくて家族にも
気丈に振る舞っていたわたしを
彼は当たり前のように気づいてくれた。
好きだと気づいてからは
距離を置くようにした
それはあたしの
くっだらない
プライドがあったから
あいつはいつも
あたしが落ち込んだりすると
必ずといっていいほど
気づいてくれて
いつも
そばにいてくれた。
いつだって
歩みよってくれるのは
あいつからで
もちろん
あたしだって
たまに声かけたり
喋るけど
秋ほどではなくて…
だからね、
好きだと気づいてからは
なおさら自分から歩みよれなくて
秋があたしに話かけて
くれるのを待つことが多くなった。
そんなことしてたら
3年で受験生。
もう忙しいことを
自分の中で言い訳にして
喋ることも
ほんとに減った。
志望校が一緒だと知ったのは
あたしの誕生日の12月だったかな
あたしは一期で受けるため
その日も色々忙しくて
そんな中あいつは
わざわざ会いに来てくれた。
「希久乃!誕生日おめでとう」
そういってケーキと
かわいいネックレスをくれたんだ。
小さいキューブ型のラインストーンが入ったもの。
シンプルであたしの好みで
何より秋がくれたその事が
凄く嬉しかった
「ありがとう!あきっ」
そう笑うと
秋は
「これは希久乃が受かるように
おまじないがかかってるんだ。
だから緊張したらこれを触って。
大丈夫だから。
希久乃を守ってくれるから」
そんなことを言う彼に
あたしはすごく救われた。
不安をみせたくなくて家族にも
気丈に振る舞っていたわたしを
彼は当たり前のように気づいてくれた。
