二人のキョリ


香澄に揺さぶられて

あたしの時間は動き出す

「どーしたの?ぼーっとして」

「あっごめん。」


見たくない現実が

知りたくなかった事実が

今あたしの前に現れて

あたしを闇に引きずり込む。


「希久乃ほんとどうしたの?」


そういって香澄はあたしの目線を追う。

息をのむ音が聞こえて

香澄は「なにあれ…」と呆然としている。




そうこの前言ってたことが

早くも現実になった。

腕を組んであるく

秋と可愛いギャル系の女の子



女の子を見たとき


あたしは


あたしはきっと秋の好みになれないなと思った