そして翌日美亜と登校してた。すると前に涼くんが歩いていた。

「涼くんぢゃん!!声かえてみなょ!ね??」

横にいる美亜があたしの背中を叩いて前に突き出した。

「ちょっ!!」

つい大きな声が出てしまった。美亜が前に勢いよく突き出したもんだからあたしは転けてしまった。

前の涼くんが気づいたみたいでこっちに寄ってきた。

「おぃっ大丈夫か??」

「いったぁあい……ぇ?!
だっ…だだ大丈夫です!!」

ぁ…緊張のあまり敬語だし…
しかも声うらがえってるし…最悪……

「もーっ美亜ぁー泣」

泣いてしまった。
「ごめんごめん…汗」

「大丈夫か?そんな痛かったか??」

涼くんがそぉ言うと
あたしをお姫様抱っこして
保健室へ連れて行った。