「次に生けた人への 感謝を込めて花に一礼… そこまでが花を拝見する という作法ですの」 そう言って紀美代は 立ち上がる 「それではもう一度 やってみましょう 次はあなた一人で やってみて下さい」 紀美代に促されて 菜智は立ち上がり 先程の動作を真似る 「やり直しですわ!! 花を愛でる時間が そんなに早いはず ないでしょう?」 紀美代はまた 菜智のおでこを叩く 「あたっ!!」 な、なんで… おでこを叩く必要が あるんだよ…… .