「…………見るな」


あたしは、なんだか居心地悪くて、片手で顔を覆った。


なんだか…優に見られると胸が騒がしくなる。


「知りたくも無い」


それになんだかもう、今更言うのもあれだが、寝巻姿の女の部屋に入ってくるのもどうかと思う。



「それは残念だなぁ!その体に教えてあげようと思ったのに」



優はそう言ってあたしの肩を抱いた。