「………菜智が欲しい 俺に頂戴?」 優はそう言って 菜智の髪を撫でる あたしを見つめる 妖艶な瞳から目を逸らせない 「…………優…… あたしもお前が欲しい」 そう言って菜智は 優のネクタイを 引っ張った .