PRINCESS STEP



「…………母さん」


菜智はそう言って
嫌そうな顔をした



「……………来たか」


優の言葉に霧夜は
目を見開く


「お前が呼んだのか?」



その言葉に優は頷いた



「いい機会だと
思ってな…」



「お前も菜智の過去
を知ってるのか?」


霧夜の言葉に優は頷いた