PRINCESS STEP



「親父さんや兄さんは
最初からそんな冷たい
人間だったわけじゃない」


その言葉に霧夜は
首を振った


「違う……二人は
俺なんか見てない
ずっと一人だった……」



こいつの心の傷は
想像以上のものだ


ずっと信じようとしていた
きっと自分を愛して
くれていると