「………どういう意味だ?」



怒りをあらわにして
菜智を見つめた


「次男に生まれた
お前はこの家にとって
何の価値も無い人間だった」



その言葉に霧夜の
堪忍袋の緒が切れた


ガシッ…ドンッ


霧夜は菜智の
手首を掴みソファーへと
押し付ける