「…………はぁ〜…」


分からないな
あたしがもし東宮を
潰したら……


霧夜は悲しむだろうか…


出来ればあいつの
心も守ってやりたい


「…なんて……
甘い考えか………」



その日は夕食も食べず
風呂に入って
眠りについた