PRINCESS STEP



「菜智なら来てないぞ?」


背後から聞こえた
声にゆっくりと振り返ると

そこにはいかにも
不良オーラを醸し
出した少年がいた


「学校にも来て
いないのか?」


東宮の仕業か…?


「天王寺 優…
菜智を探しに来たなら
残念だけど帰れ
此処にはいない」


少年はそう言って
優を睨み付けた