翌日 「………失礼します」 菜智と霧夜は 二人揃って東宮 繁信 の書斎を訪ねた 「ほう…君が雪城 菜智 さんか?」 その言葉に 菜智は頷いた 「はい 私が雪城 菜智です この度は東宮へと招いて 頂きありがとうございます」 そう言って深々と 頭を下げた とりあえずここは 信頼してもらわないと 警戒がとれないからな .