「俺が…」 「分かった…」 優の言葉を遮り 菜智は呟く 「馬鹿みたいだな…」 本気でこいつを 好きになって…… どんなに頑張っても 叶わない… 「菜智?…何言って…」 「何も聞きたくない 黙ってろ… レッスンはちゃんとやる あたしとお前は ただの仲間だ」 そう言って菜智は 部屋を出た .