「…胸が痛くて… いつもはあたしを 追いかけてくるくせに 今日は離れて行く それが苦しいんだ」 そう言って菜智は 胸を押さえた 優の事を考える度 こんなに苦しくなるなら いっその事忘れてしまいたい そう思う時もあった 「でも… 優にとってあたしも 他の女と変わらないのは 分かってる」 だから… 優が近付いてきても 冷たく突き放してしまう 「そんな自分がたまに 嫌いになるんだ…」 あたしだけを見て… 他の女なんか見るな ならいっその事 離れてしまいたい .