PRINCESS STEP



「後でご褒美…あげるね」


そう言った優を
菜智は睨みつけた


今までの感情とは違う
本当に軽薄した眼差しで



「いらない
それと…あたしの名前を
気安く呼ぶなヘドが出る」


そう言って菜智は
部屋を出て行く



「……………菜智…」


優は菜智の出て行く姿を
呆然と見つめていた