ポチャン… あったかいな…。 やっぱりお風呂が一番落ち着くよ。 「あい…宮本と仲良くなったのかな」 自然に口に出していた。 だけど弱気のままじゃ進めない。 無理だと、あいを傷つけるかもしれないとわかっていても。 私は負けない。 きっと宮本を手に入れてみせるよ… 「絶対あいなんかに…」 あの日の傷を癒してくれるのはきっと宮本しかいない。 二度目の恋で、いや一度目の恋が去って行った頃から私はきっと変わっていた。