何かものを書いて自分の事を指し示したり、日常でも自分のことを示すのに私が使う言葉。

『おかん』

 この言葉はまったく便利な言葉。

 自分が
 
 女
 子どもがいる
 おばちゃん
 多分大阪人

 ということが相手にすぐに伝わる。
 とても便利な言葉なので、ありがたく使わせていただいている。

 だったら、同じ意味合いを持つ

『ママ』

 でもいいんじゃないか。と、言われそうだけれども、これはこれでちょっと違う。(当社比)

 自分で自分の事を『ママ』と、言ってみる。
 むず痒い。
 背中がウズウズしてくる。

 ママってガラちゃうねーん。

 と、のた打ち回りたくなる。


 個人的な超偏見をママとおかんで分けて書いてみる。

 ママの定義。
・ベッピン
・お上品
・フレアスカートとか良く似合う
・春色スーツなんかもきれいに着こなす
・おやつは手作り
・髪の毛はせみロングでゆる巻き
・怒るときもなぜかお上品

 おかんの定義
・声がでかい
・元気が良い
・殺される勢いで怒られる(子ども目線)
・粗雑
・おおらか(言い換えれば大雑把)
・ママチャリ愛用者

 そう勝手なイメージ。
 だけどママとか呼ばれたり、言われたりすると、背中がむずむずする。
 
 自分にはおかんで丁度いい身丈。
 いつかママになれるかもしれないけれども、今はまだおかんで。

 子どもたちには「母ちゃん」と呼ばれている。
 それもおかんによく似合う。

 おかん。

 やっぱり私には超便利な言葉。