能力彼氏



じんわりと腹部に痛みがはしった…
恐る恐る見てみると、男の爪が伸びて自分の腹部をかんつうしていた…


「う…だれか…たすけて…」


「あはは、いい臭いだ…味もわるくない」


こ、こいつ、私の血を舐めてがる…
背中には、ゾクッと寒気がした…

段々、目が重くなり瞼を閉じようとした時、


「居たぞ!!」


「鏡夜!!あいつがターゲットか!?」


「あぁ、間違いない!!…って、新木さん?」


どこか聞き覚えのある声が聞こえた

まさかね、こんなとこに運よく来るわけないよ…

私、おかしくなっちゃったのかな?

もう死んじゃうんだ…

短い人生だったなぁ…

お父さん、私が居なくなったら一人になっちゃう…

ごめんね…

親不孝だよね…