今、ユナは自分のこと可愛くないと思っただろう」
ロイはなんでもお見通しだ。
あたしはコクンと頷いた。
「今のユナが一番可愛い」
「ま・・・ついつい苛めたくなるがな」
『ごめ・・・んなさい』
「待っとくか・・・ユナは俺のモノになったんだからな」
あたしの頬に手を添えて笑うロイ。
『??』
「なんでもねーよ」
そう言いながらもまた笑う。
あたしが目を閉じてロイの腕の中でうとうとしかけた時、ロイが何か言ったような気がする。
「子供・・・いつになったら出来るのか・・・」
二人の指がお互いを求め合うように絡み合いお互いを引き寄せ合う。
――――・・・二人の指にまっているのは、婚約指輪ではない・・・
変わらない愛を表す
愛情の象徴・・・
ガーネットがはめ込まれた
結婚指輪
。・*vowthat・・・xx 終わり*・。
BeLoved・・・xxmain