HRの時間に昼寝していたら



知らないうちに
『放送委員』になっていたこと以外は





クラスもまぁまぁ良かったと思う。






でも
2年の面白い出は
クラスより






もっぱら部活になってしまう(;゜∇゜)










2年といえば

3年が引退すると、チームの中心になる。


しかも
後輩も入ってくるし 大変なんだよね…










僕の代は

はじめ全く結果が残せず



試合のたびに 顧問に叱られ




はじめての公式戦で
関東大会行きを逃してしまい


同期同士も険悪になり



最悪な冗談だった。







僕はキャプテンに任命されていたので




その責任は大きくて



完全に一人瞑想していた。











ある日






部活後に

顧問に職員室に呼び出され



怒鳴られるんだなぁ~…と覚悟して職員室に行くと





すでに

誰かの怒鳴り声がする。










見ると



神崎先生が女バスの2年に怒鳴っていた。







神崎先生の怒鳴り声は



よく体育館から聞こえてきたけど




間近で見るのは始めてで




なかなか興味深かった。(女バスの皆さんごめんなさい)








(予想通り)僕が怒られてる時も 自分よりそっちが気になって仕方なかった。













ようやくお叱りが終わり 重いエナメルをしょって





一人帰ろうと校門近くにさしかかった時





教員専用の駐輪場から
神崎先生が自転車を押してこっちに向かってきた。





『今日もハデに叱られてたねぇ~!』


ソフト部が職員室で叱られるのは日常茶飯事のことである。




『先生こそ、怒ってたじゃないですか~』




そのまま僕たちは歩きはじめる。






『まぁね。全く2年の連中はさぁ~…。でも、どこの部活も今は大変だろうなぁ~。ソフト部はどうなの?』






不安が一気に押し寄せたが



『先生助けてよぉ~』

と冗談ぽくいった。



『えぇ~?大丈夫だよ~大崎なら!』