彼が門を通って敷地の中に入っていく。
私も後を追って中に・・・と思ったら、
「ちょっと!」と呼び止める声がした。
声のしたほうを見ると怖い顔の警備員らしき人が私を見ながら手招きしている。
「社員証は?」
「え?」
周りの人を見ると、みんな警備員に社員証を見せながら通行していた。
そっかぁ。
彼の背中しか見てなかったから、その事に気がつかなかった。
「部外者は入れませんよ」
警備員は無表情でそう言った。
私は渋々引き返す。
駅に戻る途中、フェンスの隙間から中を覗いた。
(ここが彼の会社かぁ。・・・いーなぁー。私も一緒に働きたいなぁ)
ん!?
私はその足で自分が登録している派遣会社に向かった。
私も後を追って中に・・・と思ったら、
「ちょっと!」と呼び止める声がした。
声のしたほうを見ると怖い顔の警備員らしき人が私を見ながら手招きしている。
「社員証は?」
「え?」
周りの人を見ると、みんな警備員に社員証を見せながら通行していた。
そっかぁ。
彼の背中しか見てなかったから、その事に気がつかなかった。
「部外者は入れませんよ」
警備員は無表情でそう言った。
私は渋々引き返す。
駅に戻る途中、フェンスの隙間から中を覗いた。
(ここが彼の会社かぁ。・・・いーなぁー。私も一緒に働きたいなぁ)
ん!?
私はその足で自分が登録している派遣会社に向かった。